盛岡の北山にある臨済宗妙心寺派のお寺「法泉寺」です。春には綺麗な枝垂桜「盛岡しだれ」を見ることができます。

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◆ 法泉寺 〜境内散策〜

   
  このページでは法泉寺境内を散策して見ることのできる碑や墓、桜、庭園の説明を致しております。興味をお持ちになりましたら是非、直接散策へ出かけてみませんか?
皆様のお越しをお待ちしております。
   
  方長老と庭園
 

 法泉寺の庭園は、方長老の作と伝えられている。
 方長老は正しくは規伯玄方と言い、長崎県対馬に於いて対朝鮮貿易を一手に担っていた外交僧であったが、国書改ざんの罪により、寛永十二年(1635年)盛岡に配流された。
  赦免までの二十四年間、法泉寺門前の以酊庵に居を構え、藩主の厚遇に浴しながら、盛岡の産業・文化(清酒、みそ、醤油)の開発に貢献するところ大いなるものがあった。造園術にもすぐれ、各所に造園の腕をふるったが、法泉寺庭園もその一つである。

  もりおかしだれ
   市内名須川町龍谷寺の天然記念物「もりおかしだれ」と同じ種類で樹齢三百余年の桜である。
   
  経塚「一石一字妙典」
  享保十一年(1726年)当寺第三世住職比丘貞心渓の建立せしもの。数万個の、まるい扁平の小石に経文を一字ずつ墨書したものが、塚の土の中に奉納されている。
  飢饉供養塔
  天明三年(1783年)天保九年(1838年)の大凶作による数万人にものぼる餓死者のための供養塔二基が、山門近くに建立されている。